Teodomiro Dal Negro Fabbrica Carte da Gioco S.r.l.（テオドミーロ・ダル・ネグロ・カードゲームメーカー株式会社）は、トランプ、タロットカード、占いカード、チェス、チェスボード、バックギャモン、ルーレット、プレイマット、子供向けゲームなどを生産するイタリアの企業です。

Dal Negro（ダル・ネグロ）の歴史
企業の起源は1756年に追溯されます。当時、トレヴィーゾのカードメーカーを所有するオーストリアの企業が存在することが歴史的な文書によって証明されています。数十年後にトレヴィーゾのカード生産はフランチェスコとジョヴァンニ・プレチオーゾ兄弟が開発しました。彼らは彫刻家のナーニ・インチに、ヴェネト州のカードのデザインを改訂するように依頼しました。兄弟のプレチオーゾ社は1876年にフランチェスカ・リンドによって買収され、スッチェッソーリ・プレチオーゾが誕生しました。

1928年にテオドミーロ・ダル・ネグロが会社を買収し、カードメーカー ベンナーティ & ダル・ネグロ・スッチェッソーリ・プレチオーゾを設立しました。そして、ダル・ネグロブランドは1939年6月3日にカードメーカー - テオドミーロ・ダル・ネグロ・カードゲームメーカーが設立されたことによって誕生しました。

1947年にはトレヴィーゾの街の城壁からわずかに離れたフラテッリ・バンディエーラ通りに歴史的な工場が開業されました。1973年にカードメーカーにかかる税が廃止されたことで需要が急激に増加し、ダル・ネグロは翌年カルボネーラ工場を開業し、チェス、ダーマ（チェッカーのこと）、ムリノ（ナイン・メンズ・モリスのこと）、バックギャモン、ルーレットなどのクラシックゲームの生産も開始しました。

2002年には、近代的で機能的な工場をトレヴィーゾからカルボネーラに移転しました。その後、プロフェッショナルカードメーカーのMasenghini（マゼンギーニ）とカジノ向けカードメーカーのNTP(*)を買収することによって製品ラインアップを拡大しました。2005年には、子ども向けゲームの製造も開始されました。2009年には、子ども向けの木製ゲームの製造を拡大し、ポーランドのCobi社からのLEGO互換ブロックの輸入権と、高テクノロジーの太陽電池パネル、歯車、レバーを備えたキプロスのEngino製ゲームの輸入も開始されました。

*NTPは「Long Life」カードを生産しています。これは、耐久性、使用耐性、切り込みの完璧さに優れた完全なプラスチック製のカードです。プロフェッショナルと世界最大のカジノから高く評価されています。