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Sambonet - 老舗テーブルウェアメーカー

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Sambonet(サンボネ)は、イタリアのカトラリーやテーブルウェアのブランドです。1856年にヴェルチェッリ(Vercelli)で創業され、1997年からはSambonet Paderno Industrieグループの一部となっています。このグループは、PierluigiとFranco Coppo兄弟の家族が所有する持株会社Arcturus Groupによって管理されています。

Sambonetは、特に高品質なカトラリーや食器で知られており、1956年と1970年にイタリアで最も権威のあるデザイン賞「コンパッソ・ドーロ(Compasso d'Oro)(>>)」を受賞しています。

Sambonetの歴史は、18世紀後半にヴェルチェッリの貴族ジュゼッペ・サンボネ(Giuseppe Sambonet)が宝飾品と銀器の製作を始めたことに遡ります。彼は後に地元の大聖堂の「Tesoro del Duomo」に所蔵されている貴重な品々の修復を担当しました。その息子であるジュゼッペ・サンボネ(息子も同じ名前)は美術学校で金細工の技術を学び、1856年5月15日に「Giuseppe Sambonet」という名で会社を設立し、「GS」ブランドを登録しました。

1900年には、サンボネ社はイタリア王室や他の貴族の公式供給業者となり、その名声を確立しました。1930年代には、ステンレススチール製カトラリーの製造に進出し、ヨーロッパで初めてステンレスに銀メッキを施す技術を開発しました。

1956年にはカイロのヒルトンホテルの注文を受け、これを契機にホテル向けの供給事業が本格化しました。1988年にはアメリカ市場にも進出し、ニュージャージー州にSambonet USA Inc.を設立しました。

1997年にSambonetはPaderno(パデルノ)グループに買収され、2004年に両社が合併し「Sambonet Paderno Industrie S.p.A.」が誕生しました。

デザインの側面
Sambonetは、数多くの著名なデザイナーと協力しており、特にRoberto Sambonet(ロベルト・サンボネ)による「Pesciera」や「Center line」、エリートトレイの「Linea 50」は、ニューヨークのMoMAにも展示されています。また、1932年からはGio Ponti(ジョ・ポンティ)がデザインしたカトラリーが製造されており、1994年にはAnna Castelli Ferrieri(アンナ・カステッリ・フェッリエーリ)がデザインした「Hannah」がコンパッソ・ドーロを受賞しています。2004年にはRodolfo Dordoni(ラドルフォ・ドルドーニ)が「S-Pot」という鍋をデザインしています。


Roberto Sambonet(ロベルト・サンボネ)デザイン


Rodolfo Dordoni(ラドルフォ・ドルドーニ)デザイン


Anna Castelli Ferrieri(アンナ・カステッリ・フェッリエーリ)デザイン


Gio Ponti(ジョ・ポンティ)デザイン

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