イタリア、そしておそらくヨーロッパでは家庭に普通にあるアイテム、栗カッターの紹介です。 画像のように栗を挟んで内側についているステンレスの歯で栗に傷を入れ込みます。
栗を挟み込んであとは握るだけなのでとても簡単です。 日本では予め栗を水やお湯に浸した後、栗の下の部分を切り落として、鬼皮、そして渋皮の順に一つ一つ皮をむいていきますが、それですと大変な作業になり、包丁が滑らないかも常に気になりますし、更に手も痛くなります。
このようにすべての栗に傷をつけたあと、お皿に並べてラップはなしで電子レンジへ。480Wで2-3分加熱します。
するとこのように皮が開きます。 これをキッチン用手袋などをして(熱いですから)、皮を向きます。
スルッと渋皮まできれいに取れるもの、渋皮が頑固に残るものとあります。 今回は見本をお見せするために5分、4分と長めに電子レンジにかけましたので いくらか焦げているものが見えます。
お水に一晩浸して、栗の実に入り込んでいるものや、がんこで取れない渋皮をナイフなどで軽くこそげて、きれいに取り除きます。すでに柔らかくなっているので力もいりません。
補足
栗の形状はこのように大きく分けて2つあります。両面が平たいもの、片面はふっくら丸いもの。
平たいものはカッターの歯が届かず、うっすらと線が入る程度。丸いものはしっかりと切り目が入っています。
平らなものは後で包丁で軽く切り目を入れます。
|
* こちらの商品はお取り寄せとなりますので、ご入金後、発送まで3日-3週間ほど頂きます。予めご了承下さい