店長日記 — イタリア・ミラノからの現地便り

二人のローマ法王|ミラノの地下鉄で見つけた特別な切符

二人のローマ法王|ミラノの地下鉄で見つけた特別な切符

二人のローマ法王|ミラノの地下鉄で見つけた特別な切符

ある日、イタリア人の友人が見せてくれた切符。

ミラノの地下鉄の切符ですが、なんだかいつもと様子が違います。

よく見ると、二人のローマ法王の絵柄が載っています。

これは、二人のローマ法王が聖人となったことを記念して、ミラノの地下鉄の切符に掲載されたものです。

二人の絵柄の間に見える文字を追ってみましょう。

「Milano con i Papi
Giovanni XXIII e
Giovanni PAOLO II」

その下には、

「Roma, 27 aprile 2014」

とあります。

2014年4月27日、ローマでヨハネ23世(Giovanni XXIII)とヨハネ・パウロ2世(Giovanni Paolo II)の列聖式が行われました。

日本では「聖人になる」ということは、現代の私たちには少し馴染みの薄い概念かもしれません。

私自身も最初は不思議に感じましたが、日本の歴史を振り返ってみると、過去の天皇などが神格化されてきた歴史があります。

文化や宗教は異なりますが、遠い昔の人々が特別な人物を神聖な存在として捉えてきたことを考えると、少しイメージしやすいかもしれません。

そして、カトリックで聖人として認められるためには、「奇跡」が重要な意味を持ちます。

「奇跡」……?

日本で暮らしていると、なかなか日常的には馴染みのない考え方ですよね。

こうした宗教や文化の違いも、実際にイタリアで暮らしていると、街の中の何気ないものから感じることがあります。

今回は、そんなイタリアの日常の中で見つけた、ちょっと珍しい地下鉄の切符をご紹介しました。